金属屋根は定期的な塗装が必要、塗装するタイミングとおすすめの塗料を解説
投稿日:2026.9.11
金属屋根は軽量で耐震性に優れる一方、経年とともに塗装が劣化し、錆びや腐食を起こす弱点があります。放置すると屋根材そのものの寿命を縮めてしまうだけでなく、雨漏りなど住まい全体に関わる大きなトラブルに発展するリスクがあります。
スレートも定期的な塗装が必要ですが、これは主に美観を保つためにあり、塗装しなくても雨漏りに発展するリスクは低めです。しかし、金属屋根は違います。屋根が錆びて穴が開くと、そこから水が浸入してくるため、適切なタイミングで塗装して錆を防ぐことが非常に重要です。
本記事では、金属屋根に塗装が必要なことや、塗装するタイミング、金属屋根におすすめの塗料についてわかりやすく解説します。
金属屋根で最も厄介なのが「錆びてしまうこと」


金属屋根の最大のデメリットは、錆びるという点です。金属は水分や酸素に触れることで酸化し、錆びが発生します。錆びは見た目を損なうだけでなく、進行すると金属自体を腐食させ、脆弱化が進み穴が開いたり、朽ちたりします。
劣化を放置することは、雨漏りといった大規模な修繕が必要になるリスクがあるため、良好な状態を保つために、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
錆びを防ぐためには、表面を塗膜でしっかりと保護し、水分や酸素から金属を遮断することが重要です。塗装が劣化してくると色褪せや汚れの目立ち、塗装の剥がれなどの症状が出てきます。
そこからさらに症状が進めば、錆が発生してくるため、防水性が失われて錆びやすくなってしまう前に塗り替えることが、金属屋根を長持ちさせる最大のポイントといえるでしょう。
塗装が必要な金属屋根

金属屋根と一口に言っても、素材によって塗装の必要性は異なります。
スチール(鋼)は表面に防錆処理がされていないため、塗装による塗膜だけが錆びを防ぐ役割を担っており、定期的に塗装が必要です。
トタンは表面に亜鉛メッキが施されていますが、そのメッキ層が薄く経年で劣化するため、こちらも定期的な塗装が必須です。
塗装を怠ると錆が発生し、屋根材の寿命を大きく縮めてしまいます。
一方、近年主流となっているガルバリウム鋼板は、亜鉛とアルミニウムの合金メッキが施されており、非常に高い耐食性を持つため、基本的には塗装不要とされています。
ただし、経年によってメッキ層が剥がれてしまうと、内部の鋼板が露出し、そこから錆びが進行する恐れがあります。メッキの剥がれや変色が見られる場合は、放置せず早めに再塗装を行い、錆びの拡大を防ぐことが大切です。「ガルバリウムだから塗装不要」と安易に判断せず、屋根材の種類と現在の状態を見極めたうえで、塗装の要否を判断することが重要です。
ガルバリウム鋼板の塗装方法は特殊になりますので、塗装をご計画されている方は、ガルバリウム鋼板の施工経験がある業者に工事をご依頼ください。ドクターホームズでもガルバリウム鋼板の塗装を承っております。なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!
ガルバリウム鋼板の塗装については以下の記事で解説しております。
金属屋根を塗装するタイミング

金属屋根の塗り替え時期は、一般的に10年程度が目安とされています。ただし、使用する塗料の耐用年数によって適切なタイミングは変わってきます。代表的な塗料では、シリコン塗料が約10〜15年、フッ素塗料が約15〜20年、無機塗料が約15〜25年と、グレードが上がるほど耐用年数も長くなる傾向があります。
また、年数だけでなく、屋根の状態を見て判断することも重要です。色褪せや塗膜の剥がれ、汚れの目立ち、苔やカビの繁殖、部分的な錆びの発生などは、いずれも塗装が劣化しているサインです。こうした劣化症状が見られたら、目安の年数に達していなくても、早めの点検や塗り替えを検討しましょう。
屋根の劣化症状やメンテナンス方法については以下の記事をご覧ください。
熱くなりやすい金属屋根は遮熱塗料がおすすめ

金属屋根は熱伝導率が高く、直射日光を受けると表面温度が非常に高くなる特徴があります。夏場には屋根表面が60℃以上になることもあり、室内の温度上昇や冷房効率の低下につながります。
そこでおすすめしたいのが、遮熱塗料です。遮熱塗料は太陽光に含まれる赤外線を効率的に反射する特殊な顔料を配合しており、屋根表面の温度上昇を抑える効果があります。
塗装工程は通常の塗料とほぼ同じであるため、塗り替えのタイミングに合わせて採用しやすいのもメリットです。防錆効果に加えて遮熱効果も得られるため、暑さ対策と屋根の保護におすすめの屋根塗料です。
遮熱塗料については以下の記事でご紹介しております。
まとめ|金属屋根の塗装ならドクターホームズにお任せください!

金属屋根は錆びやすいという弱点があるため、適切な時期に塗装することが大切です。スチールやトタンは定期的な塗装が必須で、ガルバリウム鋼板もメッキの剥がれには注意が必要です。塗り替えの目安は10年程度ですが、塗料の種類や劣化症状によって前後します。色褪せや剥がれ、苔、錆びなどのサインを見逃さず、早めのメンテナンスを心がけましょう。
ドクターホームズでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。屋根は状態が見えにくい場所ですから、劣化に気づきにくく、そのまま放置されてしまっていることがよくあります。
屋根の点検は10年ほどが目安となりますので、屋根の状態が気になっている方や塗装のことでお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。屋根の現状や工事について詳しく、かつわかりやすくお伝えさせていただきます。お客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたしますので、ぜひドクターホームズにお任せください!
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