外壁塗装ブログ

屋根板金の修理は大丈夫ですか?塗装と一緒に行っておきたい屋根工事

投稿日:2022.2.28  更新日:2022.3.1

台風や強風が吹く時期になるとお問い合わせが増える屋根板金工事。

痛んでいる状態をそのままにしてしまうと屋根板金が風で飛ばされてしまい、近隣の建物を傷つけてしまうなどの被害を起こしてしまいます。

 

屋根は痛みやすい環境にありますから、定期的に状態を見ておくことが大切です。

ここでは塗装工事と一緒に行っておきたい屋根板金工事について解説していきたいと思います。

 

【板金工事とは?】

 

板金工事は簡単にいいますと金属加工を含め、金属部材を取り付ける工事のことです。

屋根には棟板金や雨押さえ、水切りなどの金属部材があります。

 

屋根板金と呼ばれるのは棟部に取り付けられている棟板金のことですが、ここは痛んでいると風で飛ばされてしまう被害が多く起きています。

 

屋根は建物を風雨から守っている大切な構造体ですので、劣化が進んでいると雨漏りのリスクも高くなります。

とくに屋根は雨漏りの原因となりやすいですから、しっかりメンテナンスをしておきたい場所です。

 

【屋根板金の劣化症状】

 

屋根板金は下地(鋼板)にコーティングされているのが一般的です。

このコーティングが風雨による劣化を防いでいますが、年数が経つとだんだんと傷んできます。

屋根板金は劣化すると以下の症状が現れます。

 

・錆の発生

・釘抜け

・コーキングのひび割れ

・下地の腐食

・色あせや汚れの付着

 

錆や釘抜け、コーキングのひび割れは、屋根板金内に水が流れ込む原因となり、もし水が入り込んでしまうと屋根板金の下地が濡れて腐食します。

 

広範囲に錆が発生している場合や下地の腐食は、屋根板金を新しくしなければいけなくなりますので、メンテナンスコストの負担を大きくしないためにも劣化が進む前に修理しておくのが理想です。

 

錆がひどくなると塗装にも影響を与え、密着性を落とします。

下地処理や下塗りの手間が増えてしまいますので、屋根板金を錆らせないことが大切です。

 

【屋根板金の修理方法】

 

それでは屋根板金の修理方法について次は解説していきます。

修理方法は症状によって違いますから、一つずつお伝えします。

 

【屋根板金の釘抜け】

屋根板金は釘を打って取り付けてあります。

年数が経って傷んでくると釘が抜けてきますので、不具合があるところは新しく固定することです。

 

釘が抜けかけているところは、再度釘を打ち込みますが、釘を既存利用した場合は下地に効いていないケースがほとんどです。

 

これでは意味がありませんので、既存釘を抜いてから新しい釘またはビスを打って下地に効かせます。

屋根板金の釘が下地に効いていないと固定強度が落ち、風にあおられて飛ばされてしまう恐れがありますのでご注意ください。

 

【コーキングの劣化】

コーキングが打たれているところは、屋根板金(棟板金)や雨押さえなどのところです。

雨押さえという部材はあまり聞かないかもしれませんが、雨押さえは外壁と屋根の取り合い部に取り付ける金属部材になります。

 

カバー工法や雨押さえの接合部にはコーキングが打ってありますから、古くなっていたら新しくしておくことが大切です。

 

棟板金の接合部にもコーキングは打ってあります。

コーキングは水が入ってこないようにする防水剤です。

 

コーキングが古くなっていると水が入って下地を腐食させてしまい、さらに状態が悪くなると雨漏りを引き起こす恐れがあります。

 

コーキングの打ち替えは既存コーキングを剥がしてから、プライマーを塗り、新しくコーキングを打ちます。

釘抜けと同じくらいに傷んでいる頻度が多いため、年数が経っていましたらコーキングの打ち替えをご検討ください。

 

コーキングについてこちらから

 

【下地の腐食】

屋根板金の下には貫板という下地があります。

前述した屋根板金を固定する下地がこの貫板です。

 

釘が抜けていたり、コーキングが劣化していると水が板金内に入ってくるため、貫板が濡れていずれ腐食してしまいます。

 

下地が腐食した場合は釘を打っても効いてくれませんので下地交換が必要です。

下地を交換するには、既存屋根板金を新しくする必要がありますので、板金や下地を撤去した後に新しい貫板を取り付けていきます。

 

下地取り付けができたら、その上に屋根板金を被せて釘を打って固定。

最後に屋根板金の継ぎ目にコーキングを打ち防水処理をして完了です。

 

【屋根板金の錆】

屋根板金などの金属部材のコーティングが劣化すると下地の鋼板が水分や空気に触れるため錆が発生します。

錆びている状態で塗装をしても付着力は落ちますのでケレンをして除去します。

 

錆が深刻だと塗装では対応できなくなってしまいますのでご注意を。

また、錆がひどい場合はケレンをした後に錆止めを塗っておきます。

 

錆止めは錆の発生を防ぎ、塗装の付着力を上げてくれます。

屋根塗装をするときは屋根板金などの鉄部の塗装方法がどうなっているか確認をとりましょう。

 

ケレンなどの下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。

 

【状態が見えないからこそ定期的に点検をしましょう!】

大阪府大阪市 I様邸 屋根重ね葺き工事(カバー工法) 工程 ガルバリウム鋼板屋根 (4)

 

ここまで屋根板金の修理についてご説明してきました。

屋根は外壁のように傷んでいたり、汚れていたりしても目に入らない場所にあります。

 

ですから、メンテナスのタイミングを見逃しやすいという欠点がありますので、状態には注意しておきたいところ。

下からでは屋根の状態を確かめることはできませんので、ある程度年数が経っていたり、少しでも違和感を感じたら業者に依頼して屋根の状態を見てもらいましょう。

 

板金工事についてはこちらの「屋根の剥がれ、割れなど 屋根板金工事とは?」もご参考にしてください。

 

当社は無料で建物診断を行なっております。

お家のことでなにかお困りのことがございましたらお力になれるかと思いますので、お気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

 

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