外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第5位は?
投稿日:2020.7.31 更新日:2026.5.29
せっかく塗装するなら性能の高い塗料を選びたいですよね!
しかし、塗料選びの際にはちょっと気をつけなければいけないことも。
なぜなら、外壁塗装や屋根塗装における失敗例第5位に入るのが、「高性能塗料に期待しすぎてしまうこと」だからです。
外壁塗装や屋根塗装に使われる塗料は、技術が向上して魅力ある製品が続々と登場しています。
以前まではウレタン塗料が主流でしたが、現在ではシリコン塗料が主流になり、さらにはラジカル制御型塗料やフッ素塗料などの高性能塗料も普及しつつあります。
新製品があると、どうしてもそちらに目が向いてしまいますよね。
きっと塗料を販売する営業マンも新しい製品を勧めてくるかもしれません。
ですが、「新製品だから性能も優れている」というわけではありません。
塗料は新製品であってもどんな性能を発揮するか、どれくらい耐久してくれるかなどを公表しておりますが、これはあくまでも研究結果により公称値です。
「新製品はまだ実績がない」
これが非常に重要なポイントとなってきます。
それでは失敗しがちな高性能塗料について、もう少し深掘りしていきます!
遮熱塗料の性能は?
高性能塗料といえば「遮熱塗料」があります。
遮熱塗料は屋根に塗ることで太陽光の熱を抑え、夏の室温上昇を和らげる効果があります。
年々厳しさを増す暑さへの対策として注目されていますが、その性能に期待しすぎると思わぬトラブルに発展しかねません。
まずは、遮熱塗料とはどんな塗料なのかをご説明します。
遮熱塗料とは、太陽光に含まれる熱の元となる赤外線(中でも近赤外線)を効率よく反射する性能を持つ塗料のことです。
太陽光を反射させることで屋根に吸収される熱を削減し、表面温度上昇を抑えています。
この遮熱効果により、熱の伝わりが和らぎ、お部屋の温度が上がりにくくなるというのが遮熱塗料の特徴です。
こう聞くと、遮熱塗料はとても魅力的に見えますが、気をつける点もあります。
現在の夏は猛暑が続きますので、遮熱塗料を取り入れる建物が多くなっておりますが、それでも遮熱塗料を勧める宣伝文句には一歩引いた目線で冷静に判断する必要があります。
特に注意したいのは、
室温が10℃下がる
冷房効率が30%改善する
といった過大なセールストークです。
実際のところ、遮熱塗料を施工しても室内の温度低下は1℃〜2℃程度であり、劇的な変化を感じられないケースがほとんどです。
遮熱塗料は一般的な塗料に比べて費用が高くなる傾向もあります。
高額なぶん期待が膨らみがちですが、コストに見合った現実的な効果を正しく理解した上で、導入を検討することが大切です。
遮熱塗料については以下の記事で解説しております。
高耐久塗料の性能は?
現在の外壁塗装はシリコン塗料(耐用年数は約10〜12年)が主流で、よりハイグレードなフッ素塗料でも耐用年数は15年程度とされています。
遮熱塗料でも同じことを述べましたが、やはり高耐久塗料でも過大なセールストークには気をつけなければいけません。
そのセールストークとは、
20年、30年もメンテナンスが不要
という内容のものです。
技術は日々進歩していますが、現時点ではそこまで長期間メンテナンスフリーを維持できる塗料はありません。
仮に塗料自体が長持ちしたとしても、外壁材やシーリングなどの塗料以外の建材が先に限界を迎えてしまいます。
耐久性抜群のガルバリウム鋼板でさえ、メンテナンスフリーではありません。
超高耐久を謳って売り込んでくる塗装業者も存在するため注意が必要です。
「メンテナンスフリー」という魅力的な響きに惑わされず、現実的な耐用年数を理解したうえで、適切な時期にお手入れを行うことが建物を守る一番の近道です。
希望に適う塗料選びのポイントはこの3つ!
塗料はメーカーも含めると数え切れないくらい種類があります。
その中から1つ(屋根や付帯部もあれば2〜3種類)を選ぶのですから大変ですよね。
確かに、そんな時に高耐久とか、高性能という言葉が出てくれば気にしないなんて難しい話です。
ですが、営業マンを疑うわけではありませんが、過大なセールストークで新製品を勧める場合は、少し冷静になって判断する必要があります。
塗料選びにはポイントがありまして、それが以下の3つです。
・予算を決める
・耐久性を決める(耐用年数)
・求めている性能を決める
この3つをあらかじめ決めておくと、無数の塗料をグッと種類を絞ることができます。
特に耐久性については、次の塗り替え時期に影響しますので、将来のことも考えて適した耐用年数を持つ塗料をお選びください。
ドクターホームズではお客様からお問い合わせをいただいた後に現場調査を実施し、そこで得た診断結果とお客様のご要望からぴったりな塗料をご提案いたします。
建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、これから屋根塗装や外壁塗装をご計画されていましたら、ぜひ当店にお任せください!
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