外壁塗装ブログ

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

投稿日:2019.1.29  更新日:2023.9.6

外壁塗装をしてから十数年、そろそろ2回目の塗装を……と考えている方もいらっしゃるかと思います。

 

「1回目の外壁塗装は分からないことだらけで、後悔していることもある。今回は1回目で得た教訓をもとに、失敗しないように工事をしよう!」

 

このような気持ちを持って次の塗装工事を考えている方もいるかと思います。

2回目なら初めて工事した時よりも工事について知識を持っていますし、失敗や後悔したことも教訓を得て対策が分かりますから、もしかすると少し心のゆとりを感じるかもしれません。

 

確かに情報を知っていることと経験があることはとても強みなのですが、実のところ2回目は2回目で気をつけなければいけないポイントがあるのです。

 

前回の経験だけで工事を始めてしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性がありますから、しっかり2回目以降の工事の対策をしていきましょう。

 

まず、2回目の工事を予定している方は、1回目の工事でもらったこちらをご用意しておくと色々と役立ちます。

 

【2回目以降の工事を行う際に、あると役立つもの】

・見積もり書

・仕様書(塗料やコーキングなど使用した材料)

・施工保証書

・施工写真

 

前回工事した内容によっては、塗料の制限や施工で注意しなければいけないことなどが出てきます。

前回の工事と同じ業者に依頼するにしても十数年経っていると細かいことまで把握できていない可能性があります(担当者が変わっている場合もあります)。

 

初めて依頼する業者なら前回の工事のことはなおさら分かりませんから、どんな工事をして、どんな塗料やコーキングなどを使用したのか分かるように資料を揃えておきましょう。

 

【2回目以降の外壁塗装工事で注意すべきポイント】

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

【塗装以外に腐食などもないか確認】

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

2回目の塗装を考えていただく頃は、建物の築年数も相当経っているでしょう。

1回目の塗装工事では注意していなかったところも劣化が進み、腐食している箇所も出ているかもしれません。

 

そのため、2回目の工事では腐食などがないか建物内部の確認もしておくことをお勧めします。

 

外壁にクラックがある場合、コーキングが剥がれていて内部に水が入っている場合など柱や土台に被害が出ている可能性もあります。

 

また、屋根材や外壁材の損傷が激しく、塗装では対応できない場合もあるかもしれません。

当社の点検時に、基礎の土台がシロアリに食べられてしまっていたり、小屋裏に水がまわり腐食していたケースが何度かありました。

 

年数がそれなりに経過していると建物内部の状態も注意しなければなりませんので、1回目とは違い、より内部の点検を細かく実施ください。

 

ドクターホームズは無料で建物診断を実施しております。お住まいのメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

 

【外壁材の張り替えや屋根の葺き替えなども視野に入れる】

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

劣化の進行具合によっては、塗装で対応できない場合があります。

このような劣化が進んでしまっている場合は、外壁材の張り替えや屋根の葺き替えなどを考えていただくことになります。

 

外壁材の張り替えや屋根の葺き替えとなると工事規模が大きくなり、工事費用も塗装と比べてかなり上がってしまうでしょう(工事費用について後述いたします)。

2回目の工事なら不具合を放置しないかぎりそこまで被害が大きくなることはないはずです。

 

2回目の工事時期がくる前に疑わしい症状が確認できる場合は、まだ症状が軽いはずですので、専門業者に状態を見てもらい、必要に応じて補修を行えば工事が大きくなってしまうのを防ぐことができます。

 

【2回目以降の外壁塗装は使用できない塗料がある】

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

2回目の塗装となると、以前の塗装で気になったところを改善したいと思うはずです。

 

選んだ塗料は思っているよりも早くに色が褪せてきた……

すぐに黒く汚れた跡が残った

もっと耐用年数の長い塗料にすればよかった

 

など色々不満があったことは、2回目の工事に強く反映されるかと思います。

もちろん2回目以降の塗装工事は、塗料を変更することが可能です。

 

ただし、注意していただきたいのが「塗料の相性」です。

 

希望している塗料が、前回の塗料と相性が悪い場合もあります(そのために前回工事した内容がわかる資料をご用意していただくことが大事なのです)。

 

塗料の相性が悪いと塗膜の膨れや剥がれを起こす恐れがあります。

例えば水性塗料から溶剤塗料に変える場合、塗膜の膨れやしわを起こす可能性があります。

また、フッ素塗料や光触媒、無機塗料などは、同じ性質を持つ塗料である必要があります。

 

このように2回目以降の塗装工事は、前回塗装した塗料によって使用できない塗料があるということを押さえておいてください。

 

【1回目よりも2回目の外壁塗装の方が費用が高い可能性がある】

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

2回目の工事ならまだ外壁塗装や屋根塗装を考えているかもしれません。

しかし、前述したように劣化が進んでしまっていると外壁材の張り替えや屋根の葺き替えなど工事規模が大きくなってしまう可能性があります。

 

1回目と同じような感覚で工事をしようとしたら、劣化が進んでいて大きな工事をしなければいけなくなり、工事費がかなり高くなっていた……なんてこともあり得ます。

 

また、1回目の工事とは違い、築年数も長くなっていますから、その分だけ痛んでしまっているところもあります。

 

外壁材の張り替えや屋根の葺き替えまではいかずとも、傷んだ部分を補修する工事などが出てきますので、1回目よりも費用が高くなる可能性は十分にあります。

 

そのため、1回目の工事よりも費用が高くなると見越してご計画することをお勧めします。

 

コストをできるだけ抑えたいと考えている方はこちらの「外壁塗装を安く抑えたいときはトータルコストを意識して計画!」をご覧ください。

 

【建物のメンテナンスは適切なタイミングで行うことが大事です!】

2回目以降の外壁塗装工事、注意すべきポイントは?

建物は常に風雨や太陽光などにさらされています。

これらを大切な建物を守るためには、適切なタイミングでメンテナンスをすることが大事です。

 

2回目以降の塗装は、1回目の工事で使用した塗料のグレードによって変わります。

塗料にはウレタンやシリコン、フッ素などそれぞれ耐用年数が違います。

 

次の塗装を考えていただく時期は、塗装した塗料の耐用年数を目安に、それに加えてチョーキングや色褪せ、汚れの付着などの劣化症状も見てご計画ください。

 

また、次の塗装時期がくる前に不具合が起きる可能性もあります。

まだ工事の時期じゃないから……といって放っておいてしまうと被害を広げてしまいますので、まだ軽い症状のうちに対処することが大切です。

 

お住まいの状況によって、2回目以降の工事はご提案が塗装以外の選択肢も出てきます。

 

劣化が進んでしまわないように注意する必要がありますので、工事だけでなく、定期的に点検を実施することもお勧めします。

 

塗装工事のタイミングについてはこちらの「外壁塗装は必要?工事のタイミングはいつがベスト?」をご覧ください。

 

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