ガルバリウム鋼板を塗装する必要性と施工品質を決定づける技術的要因
投稿日:2026.1.31
「メンテナンスフリー」とよく言われているガルバリウム鋼板。
従来のトタンと比べて耐久性が高く、滅多なことがなければ錆びることはありません。
しかし、まったく塗装などのメンテナンスをしなくてもいいのか……
これについては、実のところ間違いです。
ガルバリウム鋼板はトタンのように塗装の頻度は少ないですが、状態に合わせて対応が求められ、必ず定期的な点検とメンテナンスが必要です。
また、ガルバリウム鋼板は塗装方法にも注意しておかなければなりません。
そこで本記事では、ガルバリウム鋼板を塗装する必要性について解説いたします。
ガルバリウム鋼板の構造と「塗装が必要な理由」
屋根や外壁に普及するガルバリウム鋼板。
「メンテナンスしなくても大丈夫ですよ」とよくアピールされることが多いですが、実のところガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではありません。
ガルバリウム鋼板とは近年で主流な金属系の建材です。
アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなる合金メッキ鋼板であり、JIS規格(日本産業規格)に規定されています。
通常、製品化されているガルバリウム鋼板は表面に塗装が施されており、塗膜寿命は製品グレードにより異なります。
一般的に10年〜20年と設定されており、その寿命が尽きると基材(メッキ下にある鋼板のこと)が傷んでしまいます。
ガルバリウム鋼板はアルミニウムの不動態皮膜と亜鉛の犠牲防食作用により、従来のトタン(亜鉛メッキ鋼板)よりも3〜6倍の耐久性を持ちます。
しかし、摩耗してくるものですので、かならず定期的にメンテナンスが必要です。
劣化のサイン:チョーキングと白サビのメカニズム
ガルバリウム鋼板に塗装が必要かと問われると、頻度は少ないが状態に応じて必要になると言えます。
ガルバリウム鋼板を保護する塗膜表面は経年劣化で摩耗してくるため、メッキが外気にさらされれば経年で消耗してきます。
ガルバリウム鋼板のメッキに含まれる亜鉛が溶けて酸化すると白い斑点がつきます。
この正体は白サビ(酸化亜鉛)でして、海塩微粒子や煤塵(ばいじん)が付着して放置すると局所的な腐食が発生します。
また、塗膜表面が紫外線で分解されるとチョーキング現象が発生します。
塗膜が磨耗して水がメッキ層へと浸透する初期サインですので、再塗装の検討時期を示します。
チョーキングについてはこちらの「チョーキング現象とは?チョーキングが発生する原因や塗装時期の見極め方」で詳しく解説しております。
ガルバリウム鋼板の劣化要因
金属系の建材で天敵となるのが塩害です。
塩害は沿岸部に高いリスクがあります。
摂津市は大阪湾から離れているため、塩害を受けるリスクは低いですが、それよりも紫外線や酸性雨が塗膜を劣化させる要因となります。
また、大阪の夏は厳しい暑さがつづく特徴があります。
熱がガルバリウム鋼板に影響して表面温度が60〜80℃近くに達することがあります。
熱膨張と収縮を繰り返し、塗膜を物理的に劣化させます。
暑さ対策に遮熱塗料が有効です。
詳しくはこちらの「屋根塗料はどうやって選ぶ?遮熱塗料や断熱塗料の違いも解説」をご覧ください。
施工品質を左右する下地処理と材料選定
ガルバリウム鋼板を塗装する際に気をつけなければならないのが、素材に適した方法で施工すること。
ガルバリウム鋼板表面が滑らかで塗料が弾かれやすいという特徴があるからです。
塗装工程だけを見ると「洗浄→下地処理→下塗り→中塗り・上塗り」と変わりません。
しかし、塗料がのりにくいため、通常の素材よりも念入りに下地処理と下塗りに気をつけておく必要があります。
下地処理ではケレンを行います。
ケレンとはナイロンパッドやサンドペーパーなどでガルバリウム鋼板表面を研磨する作業のことです。
ケレンで表面に付着する不純物を取り除き、微細な傷をつける(目荒らし)ことで塗料の密着性を高めています。
下塗りではガルバリウム鋼板に適した下塗り用の塗料の選定が大事です。
一般的には錆止めプライマーを使用しています。
ガルバリウム鋼板の塗装で最も多い失敗が「剥離」です。
これを防ぐには適切なケレン(下地処理)とガルバリウム鋼板に適した下塗り材の選定が絶対条件となります。
錆止め塗料についてはこちらの「鉄部に使用する錆止め塗料とは?効果や種類、鉄が錆びる原因などを解説!」をご覧ください。
ドクターホームズでは無料診断を実施!
「ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリー」という言葉に依存してしまうと塗装する時期を見誤ってしまいます。
「まだ大丈夫」という判断が、結果的に塗装では直せない状態を招き、張り替えなどの高額な工事が求められる事態に至ってしまうかもしれません。
色褪せやチョーキング、苔やカビの繁殖、サビなどの劣化症状は塗装を検討していただくタイミングです。
塗装時期は一般的に10〜15年あたりが目安となりますので、これくらいの年数が経ちましたら、塗装が必要か一度点検の実施をご検討ください。
ドクターホームズでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。
とくに屋根は状態が見えにくいですから、見落としがないように定期的に点検しましょう!
無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
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