外壁塗装ブログ

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

投稿日:2020.7.31  更新日:2023.7.27

前回の記事でご紹介させていただきましたが、雨樋は建物の腐食を防ぐ大切な役割を持っています。

前回の記事は雨樋が複数の部材で構成されているのをお伝えさせていただきました。

 

こちらの記事をまだ見ていない方は、ぜひ「雨どいの役割と各部位の名称」もご覧ください。

 

それでは、本日は雨樋修理を業者に依頼したほうがいい症状についてご説明します。

 

 

 

【①こんな症状が出たら要注意】

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

雨樋も他の部材と同様に風雨にさらされて、年数とともに劣化していきます。

 

雨樋の中で劣化症状が現れやすいのは「軒樋」と「集水器」です。

 

「軒樋」は屋根から流れてくる雨水を受ける役割があります。

「集水器」は軒樋から流れてくる雨水を集めて縦樋に流す中継的な役割を担っている部材でです。

 

現在の戸建て住宅は、塩ビ製の雨樋を採用しているのが一般的です。

雨樋は他にも銅やステンレス、ガルバリウムなど色々な素材がありますが、今回は一般的な塩ビ製の雨樋を例にご説明させていただきますね。

 

軒樋や集水器が劣化すると以下の症状が現れます。

 

【雨樋(軒樋)の症状】

・軒樋のゆがみ

・軒樋のたわみ

・軒樋の脱落

・軒樋の取付位置不良

・支持金具の曲がりや壊れ

・軒樋の詰まり

 

【集水器(上合)の症状】

・集水器の脱落

・集水器のズレ

・集水器と竪樋をつなぐエルボの脱落

・集水器からの雨漏り

・集水器の割れ

 

【②雨樋の劣化と原因】

雨どい、こんな症状が出たら要注意!

雨樋は見上げないと視界に入らないに部材ですから、普段から状態を気にしている方は少ないかと思います。

ですが、高い位置にある部材なため、風にあおられたり、太陽の紫外線にさらされたり、砂埃や落ち葉などが雨樋の中に入ったりとダメージを蓄積しやすい部材です。

 

それでは、雨樋に起こりやすい劣化症状をご説明していきます。

 

【雨樋の詰まり】

【飛ばされ、落下してしまった雨どい】

軒樋や集水器はお椀状になっているため、落ち葉やゴミなどが雨樋の中に溜まってしまうことがあります。

雨樋の中にゴミが溜まってしまうと、そのゴミが水を堰き止められてしまい雨樋から水が溢れてきてしまう可能性があります。

 

水が溢れてしまえば外壁が汚れやすくなりますし、雨樋付近にある破風板や軒天井も傷んでしまうでしょう。

最悪は雨漏りを引き起こす原因となる可能性もありますので、滞りなく排水ができるように正常な状態を保っておきたいです。

 

雨樋はゴミを溜めやすいですので、定期的に雨樋の中を清掃することをおすすめします。

軒樋の上に被せる「落ち葉よけネット」というものもあります。

頻繁に清掃するのが大変と感じる方は、落ち葉よけネットをかけておくとゴミが溜まりにくくなります。

 

雨樋の中に溜まってしまったゴミは、清掃すればほとんど解決しますが、そのゴミが溜まりつづけてしまうと、その重みで雨樋がゆがんでしまい、交換が必要になってしまうことがあります。

雨樋は高い位置にある部材ですから、ついつい見過ごされてしまいますが、このような被害を受けないためにも定期的に点検することをおすすめします。

 

雨樋清掃についてはいこちらの「一年に2回、雨樋の掃除をおすすめする理由」をご覧ください。

 

【雨樋のゆがみ】

多く流通している塩ビ製の雨樋は、柔軟性があり、強度も高いですが、太陽の紫外線などで経年劣化し、年数とともに硬質化して割れやゆがみなどの症状が出てきます。

また、雨樋は固定金具で固定されていますが、壁などで覆われているわけではありませんので、風にあおられつづけている状態です。

台風など強風が吹けば、それだけ雨樋にも負担がかかっています。

 

【飛ばされ、落下してしまった雨どい】

 

昨年、大きな被害を受けた台風21号や24号を覚えていますか?

被害を受けた方が多くいらっしゃって、当社も台風直後はお問い合わせが増えました。

ご相談をいただいたお客様のお宅に伺わさせていただくと、風で軒樋が飛ばされてしまっている方が多くいらっしゃいました。 

 

【飛ばされ、落下してしまった雨どい】

また、雨樋が壊れてしまう原因は風だけではありません。

大雪が降った時も要注意です。

雪が降ると屋根に積もり、滑り落ちてきます。

 

屋根に積もった雪はそれなりの重量がありますから、それが軒樋にのっかるとその重みで金具が外れて軒樋が落ちてしまったり、重さに耐えたとしても軒樋がゆがんでしまったりと深刻な被害を受けてしまいます。

 

軒樋のゆがみや軒樋そのものが落ちてしまえば、勢いよく雨水が落ちてくるようになるため、隣接する方にも迷惑をかけてしまいます。

また、高いところから大量に雨水が落ちてくれば、それだけ大きな音をたてますので、騒音で近隣トラブルに発展してしまうこともあります。

 

雨樋の不具合はご自身のお家だけでなく、ご近隣の方にも影響がありますので、もし不具合があったり、しばらくメンテナンスを行なっていなかったりしたら、早めに対策することをおすすめします。

落雪については、屋根に雪止めをつけることで雪が滑り落ちてくるのを防げます。

雪止めは後から設置することができますので、雪止めがない屋根でしたら、雪止めの後付け設置をご検討してみてください。

 

ドクターホームズは雨樋工事も承っております。

詳しくはこちらの「雨樋修理」をご覧ください。

 

【③雨樋の交換時期は?】

【飛ばされ、落下してしまった雨どい】

雨樋は永続的なものではありませんので、ある程度年数が経ったら交換することをおすすめします。

雨樋の交換時期は築15年〜20年とされていますが、②でお伝えしたとおり厳しい環境下で機能する設備です。

 

ゴミ詰まりを起こしやすい環境にあるなど、雨樋が劣化しやすい条件である場合は、上記で挙げた交換時期よりも早くに交換が必要になるかもしれません。

被害が出てしまってからでは遅いですから、その前に動き出すことが大事です。

問題を大きくしない対策は定期的にお住まいの状態を点検することが大事です。

 

ドクターホームズは無料で建物診断を実施しておりますので、お住まいのことで気になることがございましたらご相談にのりますので、お気軽にお声がけください。

 

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

 

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