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下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

投稿日:2020.7.31  更新日:2025.9.29

スレート、セメント瓦、トタンなどの金属屋根は摩耗を防ぐために定期的な塗装が必要です。
外壁塗装と同様に屋根塗装でも塗装する前に念入りに下地調整を行ってお具ことが大事。

スレートはカラーベスト、コロニアルとも呼ばれており、住宅の屋根に多く普及しています。
こちらではそのスレート屋根を中心に下地調整の重要性をお話しさせていただきます。
ぜひこれからスレート屋根の塗装をご計画されている方は、最後までご覧になってくださいね!

スレート屋根とは?

下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

スレートはセメントと繊維質を混ぜ合わせて成形された薄型の屋根材。
1970年〜1980年代に流行ったセメント瓦と同じセメントを主原料としており、スレートの方が薄くて軽量です。

スレートのデザインはだんだん洋風化する住宅デザインにぴったり合うスタリッシュさがあります。
現在では住宅の屋根に多く普及し、豊富なカラーやデザイン、機能性などが取り揃えられ、様々なニーズに応える製品が用意されています。

スレート屋根は割れやすい?

下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

スレートの重量は20kg/㎡ほど。
日本古来から用いられている粘土瓦は50kg/㎡ほどなため、それに比べるとスレートは大幅な軽量化が実現しています。

屋根の軽量化は耐震性を向上する恩恵があります。
屋根が重いと地震の揺れが大きくなり、倒壊するリスクが高まります。

それに代わり屋根が軽くなれば重心が下がり、地震の揺れが緩和され、倒壊しにくい建物にできます。
金属屋根と比べると重量はありますが、それでもスレートは十分な耐震性を期待できます。

下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

スレートの気になるところと言えば、ひび割れ(クラック)です。
スレートの厚みは5mmほどと薄く、10年以上経っている屋根のほとんどはスレートにひび割れがはいっています。

こればっかりはしょうがなく、とくに屋根は雨や風、太陽光などの影響を強く受けます。
さらに台風などで飛来物が衝突し、損傷を起こしてしまうこともあります。

屋根は過酷な環境にさらされており、他の場所よりも劣化が進行しやすい場所です。
だからこそ、屋根塗装を行うときは、塗装する前にしっかりと下地調整をしている必要があるのです。

関連記事:屋根塗装で重要な2つの工程。下地処理と下塗りの重要性を解説!

スレート屋根の補修方法は?

下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

スレートにひび割れがある場合は、塗装前に補修していきます。
スレートのひび割れ補修は外壁のひび割れと同じようにシーリング(コーキング)を使うのが一般的です。

シーリングとはコーキングとも呼び、建物に生じる隙間を密閉できる充填材です。
外壁目地や開口部まわり、部材の継ぎ目、取り合い部などで使用しています。

下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

補修方法は、スレートのひび割れがあるところをきれいに清掃した後、プライマーで下塗りしてからシーリングを打設します。
シーリングはコーキングガンという専用の道具を使い打設しています。

コーキングガンで打設したままだと表面が歪んで見栄えが悪いため、シーリングを打設後、ヘラなどで表面をならしています。
ひび割れが小さければ簡単に補修することができ、シーリング以外でも浸透性の高いプライマーを用いることもできます。

もし、スレートが大きく破損している場合は、シーリングやプライマーだけで対応することは難しいです。
このような場合はスレートを差し替えることをお勧めします。

スレートの差し替えとは、損傷のあるスレートを抜き取り、そこに新しいスレートを差し込む部分的な範囲で行える補修方法です。
新旧で色の違いは出ますが、補修後に塗装すれば違和感なく仕上げることができます。
スレートが大きく破損している場合は、差し替えもご検討してみてください。

関連記事:スレート屋根を塗装するときは補修も一緒にしましょう!

ひび割れからの雨漏り対策は?

下地調整の重要なポイント4 ひび割れ、クラック補修(屋根)

 

日本の住宅平均寿命は30年程度と言われています。
スレートはこの30年の間に2〜3回塗装するのが一般的なサイクルです。

塗装するたびにスレートにひび割れがある場合は、その都度補修してから塗装を行っています。
もちろんひび割れを長く放置することは良くありませんが、スレートのひび割れがきっかけで雨漏りすることはそう滅多にありません。

なぜなら、屋根の下にルーフィングが敷かれているからです。
ルーフィングとは水の侵入を防いでいる防水シートのことで、屋根の二次防水にあたるところです。
スレートがどんなに激しく損傷を受けていてもルーフィングが正常なら雨漏りを起こすことはありません

ですが、もしスレートが割れてしまいルーフィングが外側に露出すると雨漏りのリスクが高まります
雨や風にさらされ続けるため、劣化が早まり、飛来物によってルーフィングが傷つけば雨漏りを起こす可能性があります。

屋根は状態が見えにくい場所です。
劣化に気づかずに長く放置されてしまっていることもよくあります。

劣化が進むことで雨漏りを引き起こすリスクを高めてしまうため、問題が大きくならないように定期的に屋根点検を実施して早めに対処していただくことをお勧めします。

ドクターホームズでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。
屋根の状態が気になっていたり、しばらくメンテナンスをされていなかったりする方は、屋根の現状を詳しくお伝えいたしますので、お気軽にご相談ください。

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