屋根は塗装しなくてもいい?屋根塗装の必要性と押さえておくポイント
投稿日:2024.7.10
「屋根が汚れてきたし、そろそろ塗装をしようか考えている」
「ちょっと調べてみると、屋根は塗装しなくてもいいとあったが、実際はどうなのか?」
外壁塗装はよく耳にするかと思いますが、屋根塗装はどうでしょうか?
屋根塗装は必要?このような疑問も出てくるかと思います。
屋根を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
そのメンテナンスの一つが「塗装」です。
本日は、屋根塗装の必要性や大事なポイントを解説いたします。
屋根は塗装が必要な屋根と不要な屋根があります
日本瓦など粘土瓦は塗装しなくても大丈夫
日本建築に馴染み深い瓦は、高い耐久性と耐水性を備えており、塗装をしなくても問題ない屋根材です。
日本瓦や洋瓦は原料に粘土が使われていて、成形後、高温で焼成してつくられています。
瓦には釉薬を塗った釉薬瓦と無釉薬の燻瓦や素焼き瓦、カーブを描いたような南欧風の洋瓦などがあります。
現在では製造されていませんが、瓦を模したセメント瓦があります。
セメント瓦は名前にもあるとおり原料にセメントが使われています。
吸水性を持つ素材なので、瓦とありますが、セメント瓦は定期的に塗装が必要です。
スレートや金属屋根は塗装が必要
近年ではスレートや金属屋根が住宅に多く普及しています。
こちらの屋根材は塗装で保護されており、経年で摩耗してくるため、定期的に塗装する必要があります。
ただし、金属屋根の中で現在主流のガルバリウム鋼板は、錆びにくいメッキが施されており、塗膜も付着しくいことから基本的に塗装しなくてもいい屋根材となっています。
しかし、ガルバリウム鋼板でもメッキが剥がれれば鋼の部分が露出して、そこから錆が発生してしまうため、このような状況では塗装が必要です。
トタンや鋼などの金属屋根もまだまだ現役です。
こちらの金属屋根は、メッキや塗装が摩耗して錆びやすくなります。
錆びると穴が開いて雨漏りの原因となりますので、錆びる前に塗装を行いください。
2000年前後のスレートは塗装できないものがある
スレートの中には塗装できないものがあります。
2000年前後に販売されていたパミールなどのスレートは、10年くらいでミルフィーユ状に剥がれる層間剥離を起こすことで社会問題になりました。
この時期のスレートは脆弱で割れやすく、塗装することができません。
パミールやセキスイかわらU、アーバニー、コロニアルNEOなどの初期のノンアスベスト屋根は、非常に脆いので、このような屋根材はカバー工法や葺き替えを行いください。
屋根塗装を行う上で押さえておきたいポイント
塗装が摩耗していてもすぐに雨漏りすることはありません
「塗装しないと雨漏りしますよ」
このようなお話をよく耳にします。
突然雨漏りしますよと言われたらびっくりしてしまうかもしれませんが、そう焦って塗装しなくても大丈夫ですのでご安心ください。
屋根材の下にはルーフィングという防水層があり、塗装が摩耗していてもすぐに雨漏りすることはありません。
間接的な関わりはありますが、塗装が摩耗していても雨漏りの直接的な原因になるとは言えません。
ですから、「塗装しないと雨漏りする」というのは過剰な表現なので、このような指摘をする業者にはご注意ください。
塗装業者の中にはお客様を騙そうとする悪徳業者も残念ながら存在します。
悪徳業者は「不安を煽る」「考える時間を与えない」「すぐに契約を迫る」「無料や大幅な値引きで契約を誘ってくる」などの特徴があります。
台風など天候が荒れるシーズンは、よくこのような手法をとる業者が出没しますので、安易に対応しないようにご注意ください。
業者選びについてはこちらの「外壁塗装の業者選びで失敗しないためにチェックしたいポイント」をご覧ください。
屋根を塗装する目的は「美観性を保つこと」と「機能性や耐久性を高めること」
屋根を塗装しなくても雨漏りの直接的な原因にならない、と前述しましたが、それでは屋根を塗装する目的はなんでしょうか?
それは「美観性を保つこと」と「機能性や耐久性を高めること」です。
屋根は太陽光や風雨など過酷な環境にさらされています。
スレートやトタンなどの屋根材は経年劣化で脆弱化し、色褪せや汚れの付着、破損などが起きます。
スレートの場合は割れやすくなりますので、飛散した破片で周辺の建物や車を傷つけてしまう可能性があります。
塗装で外壁がきれいになっても屋根が汚れていたら見栄えも中途半端になってしまうでしょう。
塗装は屋根も外壁も足場が必要なので、一緒に工事をしておくと足場代の節約になります。
塗装をご検討している方は、ぜひ屋根と外壁をご一緒におすすめします。
足場代の節約についてはこちらの「外壁と屋根はセットでおトク」をご覧ください。
遮熱塗料は現地調査が必須!建物の性能で効果が変わる
遮熱塗料をご検討する際は、建物によっては実感できるほどの効果を得られない可能性があることにご注意ください。
遮熱塗料とは、太陽光の近赤外線を効率よく反射し、屋根の表面温度上昇を抑制できる塗料です。
遮熱効果によって熱の伝わりが軽減し、「室内温度が上がりにくくなる」「エアコン負荷が低減して電気代の節約」などの省エネ効果が期待できます。
ただし、もともと断熱性に優れている建物でしたら、遮熱塗料を使っても効果を感じられない可能性があります。
遮熱塗料を取り入れる際は、効果が発揮される建物であるか、必ず専門業者に現地調査してもらいください。
遮熱塗料についてはこちらの「屋根塗料はどうやって選ぶ?遮熱塗料や断熱塗料の違いも解説」をご覧ください。
屋根塗装をしようか迷っている方はドクターホームズにご相談ください!
屋根は状態が見えにくいところです。
塗装をしようか迷っている方は、ぜひ当社にご相談ください。
建物診断や見積もりを無料で実施しており、屋根の状態や必要な工事などを詳しくご説明させていただきます。
屋根の劣化が進行している場合は、ご相談のもと葺き替えやカバー工法をご提案することもあります。
お客様にとって最良な工事プランをご提案させていただきますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたら、ぜひ当社にお頼りください!
無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
屋根塗装についてはこちらのページもご参考にしてください!
「屋根の劣化症状と原因、対策方法を解説!天候が荒れた時は屋根点検を!」
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