屋根塗装・外壁塗装の塗料を選ぶために明確にしておく重要な3つのポイント
投稿日:2023.3.30
塗装工事で気になるのがどんな塗料を選ぶかではないでしょうか?塗料について調べてみると色々な種類があり、どれも性能が違うということがわかるかと思います。
塗料はたくさん種類があり、性能も違うということがわかっても、結局のところどの塗料が自分にとって適しているか見極めるのが難しいですよね。
そこで、本日はこれから塗装工事をお考えの方に向けて、どんな塗料が自分に合っているのか、塗料の選び方についてお伝えしていきたいと思います!
【塗料の基本的な知識を知ることがはじめの一歩】
外壁や屋根に使用する塗料は、樹脂塗料といいまして、塗膜を形成して建物を保護したり、美観性を維持したりしています。塗料にはウレタンやシリコン、フッ素など樹脂の種類があり、どれも耐用年数が異なります。
まず塗料選びで重要なことが、塗料の基本的な知識を知っておくことです。もし、まだ塗料についてよく知らないという方は、以下の記事で塗料についてご紹介しておりますので、まずはこちらからご覧ください。
塗料の基本的な知識を身につけたら、いよいよ自分に合った塗料を考えていくステップです。塗料選びで重要なことが、事前に3つのポイントを決めておくことです。
それでは、塗料を選ぶ前に決めておく3つのポイントについてお伝えしていきます!
【塗料を選ぶ前に決めておく3つのポイント】
塗料はたくさんの種類があり、機能性、価格、耐用年数などが異なります。自分がどんな要素を希望しているか事前に決めておかないと、まったく意にそぐわない塗料を選んでしまう恐れがありますので、必ず自分が求めている要素を明確にしてから塗料を選びましょう。
塗料を選ぶ前に決めておくポイントは以下の3つです。
・予算
・機能性
・耐用年数
それでは上記3つのポイントを具体的に解説していきます!
【どれくらいの予算にするか決める】
塗料は機能性や耐用年数、色やツヤなどそれぞれ違いがあり、価格の違いも例外ではありません。
一般的にグレードが上がるほど塗料の価格は高くなります。つまりウレタン塗料よりも耐久性の高いフッ素塗料の方が価格が高いのです。
塗料を選ぶときに重要なことが「予算を決めておくこと」です。
塗料の質の高さを重視するにしても、価格はどんどん高くなってしまいますから、ある程度の予算は決めておかないと決められないでしょう。
外壁塗装の相場価格は51〜120万円ほど。工事代は施工費、材料費、諸経費で構成されており、どの塗料を選ぶかでも価格が変わります。
外壁塗装の相場についてはこちらの「外壁塗装の相場価格」をご覧ください。
注意しておきたいのが「安さを重視する方」です。
塗装工事は高額工事ですから、できるだけ価格を抑えたいと思っている方がほとんどだと思います。塗料のグレードを低くすれば工事代が安くなりますので、工事代を抑えるために価格の安い塗料を選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、塗料は「価格が安い=お得」と必ずしもなるわけではありませんのでご注意ください。
外壁塗装や屋根塗装は、一回工事したら終わりというわけではありません。塗装工事をした後の十数年後は、また塗装工事が必要になるため、一回の工事だけで考えるのではなく、将来的に必要になる工事のことも考えて計画することが大切です。
価格の安さだけで塗料を選んでしまうとすぐに寿命がきて、何度も工事をしなければいけなくなってしまい、結果的にトータルコストが高くなる可能性があります。
耐用年数については後述しますが、塗料の価格と耐用年数のバランスが高いほどコストパフォーマンスに優れ、工事代がお得になります。
【どんな機能が欲しいか決める】
塗料には「汚れにくさ」や「変色や褪色しにくさ」「耐候性」などさまざまな性能・機能が備わっています。
塗料の性能・機能は以下の種類があります。
・低汚染性
・防カビ性
・防藻性
・耐候性
・褪色性
・透湿性
・親水性
・遮熱性
・断熱性
塗料の機能性で意識しておきたいのが、どんな性能、機能を求めているかです。
例えば外壁にコケが生えてしまって目立つから、次はコケの発生を防ぎたいと望んでいる方は、防藻性を重視することがおすすめです。
日差しが強く、色あせが起こりやすいと感じている方は、「耐候性」と「褪色性」に優れた塗料が合っているでしょう。
塗料に求める性能や機能性はそれぞれ違いますが「どんなことに困っていて、どんなふうに改善したいか」を明確にしておくと、求めている塗料の種類も絞れます。
【塗料の耐用年数を考える】
塗料の種類 | 耐用年数 |
アクリル塗料 | 5〜7年 |
ウレタン塗料 | 7〜10年 |
シリコン塗料 | 10〜15年 |
フッ素塗料 | 15年〜 |
上記の表のように塗料は耐用年数があります。塗料を選ぶときは、耐用年数も意識して決めることが大事です。
なぜ耐用年数が大事かというと、前述したように塗装工事は一回行えばいいというものではないからです。
30年間で塗装工事を計画した場合、耐用年数10年の塗料で塗装すると合計3回の工事が必要になり、耐用年数15年の塗料で塗装すると合計2回の工事が必要です。
【30年間で塗装工事を計画した場合】
・耐用年数10年の塗料:合計3回の塗装工事が必要
・耐用年数15年の塗料:合計2回の塗装工事が必要
「どれくらいの予算にするか決める」の項でお伝えしましたが、耐用年数と一緒に考えておきたいのが「工事代」です。
「耐用年数10年の塗料」は「耐用年数15年の塗料」よりも価格は安いかもしれませんが、工事回数は1回分増えます。
もし、「耐用年数10年の塗料」で塗装した場合の工事代が70万円だとします。10年周期で塗装が必要になりますから、30年間で210万円かかることになります。
それに代わって「耐用年数15年の塗料」で塗装した場合の工事代が90万円だったらどうでしょうか。
30年間で2回工事することになり、合計180万円かかることになるため、一回の工事代は「耐用年数10年の塗料で塗装した場合」より20万円も高くなりますが、30年間のトータルコストでは30万円も安くなるのです。
「価格が安い=お得」とはかぎらないと言われるのは、トータルコストで見ると工事代が高くかかってしまうからです。
もし、価格を重視して塗料を選びたいと考えている方は、価格だけでなく、耐用年数も含めて、ご予算に合った塗料をお選びください。
トータルコストについては「外壁塗装を安く抑えたいときはトータルコストを意識して計画!」で詳しく解説しております。良ければこちらもご覧ください。
【塗装工事をする前に建物診断を実施しましょう!】
ここまで塗料選びについてお伝えしてきました。
塗料選びで大事なことは目的をしっかり決めておくこと。そのポイントとなるのが「予算」「性能・機能性」「耐用年数」の3つです。
これら3つのポイントを明確にしてから塗料を選びましょう。
もう一つ最適な塗料を選ぶには、建物の状態を把握しておくことも大切です。建物の状態はプロの診断が必要です。
ドクターホームズは、建物の状態を細かく診断し、お客様に建物の現状を丁寧にご説明しております。どんな塗料が適しているか、ご予算も含めてご相談にのりますので、これから塗装工事をお考えの方はお気軽にお声がけください。
建物診断は無料で行っております。詳しくはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
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