外壁塗装ブログ

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

投稿日:2020.7.31  更新日:2023.8.27

シーリングは住宅に欠かせない材料です。シーリングの役割は外壁材の継ぎ目や窓サッシの継ぎ目など様々なところに使用されており、このシーリングを用いた工事をシーリング工事と呼んでいます。

 

シーリングの役割をまとめると、
 
① 建物全体の防水性・気密性を高める役割
② 緩衝材としての役割
 
といった役割があります。
 

【外壁材同士が干渉する原因と破損防止の対応】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

現在、戸建住宅でよく用いられているサイディングボードやALCパネルなどの外壁材は、工場で成形されて現場では張るだけでいい施工性に優れた特徴があります。サイディングやALCパネルは衝撃性に優れており、非常に頑丈です。

 

ですが、この頑丈さが欠点になる場合もあります。それは、外壁材同士が干渉してしまうことです。建物は強風や地震、車の振動などで常に揺れている状態です。揺れが起こると外壁材も同じように動くため、隙間なくぴったりと張ってあると外壁材に逃げ場がなく、隣り合う外壁材に余計な力を加えてしまいます。持続的に外壁材に力が加えられるため、いくら強度が高くても衝撃に耐えられず、ひび割れや損壊を起こしてしまうでしょう。

 

また、外壁材同士が干渉する原因は他にもあります。外壁材は熱の作用により、膨張・収縮を繰り返します。外壁材が膨張したときに、くっついている外壁材を押すような形になり、その圧力で外壁材が割れてしまいます。

 

もちろん、外壁材メーカーはその性質を把握していますから、サイディングのようなボード型の外壁材は、互いに干渉しないように一定間隔に隙間を開けて外壁材を張るように施工仕様書で指示しています。この隙間を「目地」と呼んでいまして、目地にはシーリングを充填しております。

 

【シーリングの役割】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

それではシーリングの役割をご説明していきます。冒頭でもお伝えしたように、シーリングはこれらの役割があります。

 

① 建物全体の防水性・気密性を高める役割

② 緩衝材としての役割

 

① 建物全体の防水性・気密性を高める役割】

サイディングやALCなどの外壁材は、互いに干渉しないように目地を設けることをご説明しました。目地はそのままだと水が入ってしまったり、空気の流入が多くなって気密性が落ちてしまうため、密閉性を保つためにシーリングを充填しております。

 

また、部材同士が接するところは、見た目では隙間が開いていないように見えても、完全に密閉されているわけでなありません。水はほんのわずかな隙間からでも流れてしまいますし、毛細管現象といった吸い上げる性質もあります。ちょっとした隙間が原因で雨漏りすることもありますので、このような部材が接するところもシーリングを打って防水します。

 

② 緩衝材としての役割】

「外壁材同士の干渉」のことでお伝えしたように、「目地」は外壁材の干渉を防ぐためのもので、そこに充填されたシーリングは緩衝材としての役割をもちます。シーリングは、使用前は粘り気のある液体ですが、打設して空気に触れると硬化してきます。

 

硬化したシーリングは弾力性をもち、ゴムのように伸び縮みします。建物の動きに対してシーリングが伸びたり、縮んだりしますから、衝撃を和らげ、外壁材が割れてしまうのを防ぎます。興味を引くのは外壁材の性能やデザインなどかもしれませんが、シーリングがもつ役割のおかげで、外壁材のもつ高い耐久性の恩恵を受けることができるのです。

 

シーリング工事についてはこちらの「サイディング・ALCの外壁目地コーキング打ち替え工事とは?」もご参考にしてください。

 

【シーリングは定期的にメンテナンスが必要】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

いかがでしたか?シーリングは建物を維持するために欠かせないものです。シーリングは永続的なものではありませんから、ある程度年数が経ちましたら打ち替えを行ってください。

 

メンテナンス時期は10年が目安です。このくらいの年数が経つとひび割れや変色、収縮による隙間などの劣化症状が発生します。これらの劣化症状もメンテナンスを考えていただく目安となりますので、見逃さないように注意してください。

 

シーリング工事は外壁塗装と一緒に行われるのが一般的ですので、これから工事をお考えの方は、シーリング工事もご一緒にご検討ください。

 

ドクターホームズは耐久性に優れるシーリングもご用意しております。一般的なシーリングの耐用年数は先程もお伝えしたように10年前後です。現在は塗料の性能が高くなり、長持ちするようになりました。これを機にシーリングも長寿命なものをおすすめしております。

 

オート化学工業の「オートンイクシード」は、シーリングに柔軟性をもたせるために添加する可塑剤を配合せずに、優れた伸縮性能を実現。経年による硬質化を防ぎ、耐用年数はなんと20〜30年とされています。

 

シーリングの寿命が延びれば、塗装よりも先に劣化することも避けられますので、もしご興味がありましたら、こちらのシーリングもご検討してみてください。

 

シーリングについて気になることやご不明な点などがありましたら、分かりやすくご説明させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

 

高耐久シーリングについてはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

 

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